60歳を過ぎたらもう一度主役になりたい
かつては、とある電気メーカーで多くの部下を持ち、第一線でバリバリと働いていた。
時代背景でいうと、「24時間戦えますか?」という言葉がブームになった頃に、一番アブラの乗ったサラリーマンだったのでしょう…
その人は60歳になり定年を迎えました。
定年後は嘱託という立場で会社に残る事になったが、どうもしっくりこない。
今まで部下だった人達に、今度は使われる側になった自分に、プライドが許さなかった。
だから思い切って退職をした。
起業しよう。そう思って経営の勉強もしたし、セミナーにも通った。でもこの頃は、今のように簡単に個人事業が出来る時代ではなかった。
スマホも無い、もちろんCtoCプラットフォームなども無い。結局諦めて、職業安定所で見つけた市の施設職員として今も働いている。
以前、そんな方の話しを聞いた。
そして印象に残る言葉を残して下さり、今でも方向に迷った時はこの言葉を思い出す。
「60歳を過ぎたらね、もう一度主役になりたいんだよ。でもその頃はその方法がわからなかった…」
胸に刺さる言葉だった。
私がシニアのサポートに対する熱い想いは、この言葉がエネルギーになっている。
今なら出来る!
今なら、パソコンを使わなくても、プログラミングのスキルが無くても、スマホがあればネット上に自分のお店や会社を持つ事が出来る。
そうなんです!今なら主役になれるんです。